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KLyXは、おもにMatthias EttrichとKalle Dalheimerによって手がけられた、LyX 0.12.0版のKDEへの移植です。もう数年もアクティブな開発はされておらず、したがって、最近のLyXバージョンの持つ多くの機能やバグ修正を反映していません。

KLyXは、QtツールキットとKDEライブラリに立脚していて、当時のLyX標準版よりも、ユーザーインタフェース面において多くの改善が見られました。しかし、2003年(平成15年)2月にリリースされたLyX 1.3版は、Qtツールキットに立脚したフロントエンドとともに世に送り出されました。LyX開発チームは、それ以降このユーザーインタフェースで作業を続け、複数のツールバーなどのKLyXの機能は、LyX 1.4版でついに実現されました。

LyXに戻ろうと考えているKLyXユーザーへの大事な情報です---LyXは、既存のKLyX文書を現行のLyXファイル書式に変換できるスクリプトを同梱しています。どうして躊躇する必要がありましょうか。