ここでは、LyXとともに使用すると便利な、他のソフトウェアへのリンクがあります。
On this page... (hide)
- 1. 必須のソフトウェア
- 1.1 文書の組版
- 1.2 画像変換
- 1.3 スペルチェックおよび辞書
- 2. 必須でないソフトウェア
- 2.1 LaTeXパッケージ
- 2.2 文書の表示
- 2.3 書誌情報管理
- 2.4 さまざまな変換プログラム
- 2.5 組版ツール
- 2.6 スクリプトとアドオン
注意:Windows・Mac OS X・Linux用のインストーラーやパッケージを使用しているならば、必要なソフトウェアは自動的にインストールされます。
1. 必須のソフトウェア
- Qt - ユーザーインタフェース・ツールキット
- Qt 5が推奨されますが、Qt 6もサポートされています。バージョン依存関係に関して、詳しくはここをご覧ください。
- Python - スクリプト言語
- 設定と変換スクリプトが必要とします。現在は、Python 3が推奨されています(2.7か3.5以上を使用してください)。
1.1 文書の組版
- (La)TeX頒布
- 文書を生成するのにLyXを正しく使うには、LaTeXが導入されている必要があります。WindowsとUnix系システムでは、TeXLiveの使用が推奨されています(MikTeXも利用できます)。Mac OSではMacTeXが使用できます。TeX頒布は、LyX本体をインストールする前に導入しておくのがベストです。
1.2 画像変換
- ImageMagickツール
- 他の変換プログラムがないときには、LyXは、画像を変換するのにImageMagickを使用します。PostScriptを操作する際には、Ghostscriptも必要になるでしょう。
1.3 スペルチェックおよび辞書
- Hunspell
- OpenOfficeとFirefoxで使われているスペルチェッカー。OpenOfficeの辞書を再利用することができます(あるいは私たちのミラーレポジトリからとってくることもできます)。
- GNU Aspell
- は、LyXがサポートしているフリー・オープンソースのスペルチェッカーです。Aspellは、近い候補を挙げるのが優秀であると評価されています。辞書はここから入手することができます。
- Enchant
- これは多くのスペルチェックライブラリ(ispell・aspell・hspell・hunspellなど)に自動的にアクセスできるようにするラッパーです。
- 類語辞典とその辞書
- LyXはMyThesライブラリを同梱していますが、類語辞典辞書は同梱しておらず、これらは別途導入されなくてはなりません。OpenOffice類語辞典辞書を再利用することもできますし、前述のように私たちのミラーレポジトリからとってくることもできます。
2. 必須でないソフトウェア
2.1 LaTeXパッケージ
- CTAN - The Comprehensive TeX Archive Network
- LyXは、LaTeXの上に成り立っているので、LaTeXとともに使うように作られたツールは、ほとんどすべてLyXでも使えます。CTANは、パッケージやツール、取扱説明書やLaTeXに関するその他諸々のものごとのアーカイブであり、したがってLaTeX(とLyX)のパワーユーザーになろうとすれば、たいへん貴重なリソースです。
2.2 文書の表示
- Adobe Reader
- 著名なPDFビューア
- 無料のPDFビューア群
- Adobe Readerに代わる無料のオープンソースビューア
- GSViewまたはgv
- PostScriptビューア。動作にはGhostscriptが必要。Ghostscriptをインストールすると、同時にPostscriptとやりとりするたくさんの変換プログラムがインストールされます。
2.3 書誌情報管理
- JabRef
- すべてのプラットフォームで使用できるBibTeX書誌情報管理ソフトウェア(Windows/Mac OS X/Linux)
- Pybliographer
- Linux/GNOME用BibTeX書誌情報管理ソフトウェア
- KBibTeX
- Linux/KDE用BibTeX書誌情報管理ソフトウェア
- BibDesk
- Mac OS X用BibTeX書誌情報管理ソフトウェア
- Zotero
- Firefoxの拡張。LyX用拡張あり: Lyz
これよりも詳細な書誌情報管理ソフトウェアの一覧がLyX Wikiにあります。
2.4 さまざまな変換プログラム
- Metafile→EPS変換子
- Windows上のEMF/WMF画像の適切な変換
- Graphviz
- Graphvizを用いたdot→pdf変換。Graphvizは大規模なグラフ/ネットワーク・ダイアグラムを作成するためのFOSSスイートです。
UnRTF: rtf→html変換ツール
html2latex: html→tex変換ツール
LaTeX2rtf: tex→rtf変換ツール
TTH・HEVEA・LaTeX2HTML: さまざまなtex→html変換プログラム
TeX4ht: tex→odt/html変換プログラム
Writer2LaTeX: odt→tex変換プログラム
Grace変換子: agr→png/jpg/pnm変換ツール
LilyPond変換子: ly→eps/png/pdf変換ツール
PS2EPS: ps→eps変換ツール
librsvg, Inkscape: SVG(その他)変換子
Multimarkdown→LyX: Multimarkdown→LyX変換ツール
2.5 組版ツール
- ChkTeXホームページ - 入力チェックを実行
- 文書中の一般的な打ち間違いを見つける手助けとして、LyXでChkTeXを使用することができます。
- NoWeb - 文芸的プログラミング
- 取扱説明書類をプログラム中に含んだプログラムを書くのにLyXを使用します。
- Sweave - 文芸的プログラミング
- LaTeX文書中で完全なデータ分析を行うためにRコードを埋め込むことを可能にするツール。
- Knitr - 文芸的プログラミング
- Sweaveから派生した包括的なRパッケージであり、異なったデザインをされています。コード整形・ハイライト化・キャッシング・画像の精細な制御・条件付き評価・複数のマークアップ形式・その他の機能を有します。
- XSLTプロセッサ(xsltproc もしくは Saxon)
- LyXは DocBook version 5(XMLベース)を生成します。ePubへの変換にはXSLTプロセッサがなくてはなりません。
2.6 スクリプトとアドオン
LyX Wikiには、多数の有用なスクリプトがあります。